2024年4月次点でのABSCの活動は、おもに二つです。
出版者、著作者、出版周辺業界のアクセシビリティへの理解・知識を深めるとともに、読書困難当事者、ボランティア、支援団体の方々へ出版業界の取り組みについてご理解いただくことを目的に、「ABSCレポート」の制作を配布を行っています。
出版者のアクセシブル対応として期待されているTTS(Text to Speech:自動音声読み上げ機能)について、より多くのコンテンツが対応し、より多くの配信サイトで利用できるよう活動しています。デジタル出版者連盟や電子出版制作・流通協議会、日本文藝家協会など関係各所と連携しながら、出版者やビューアー(閲覧用アプリ)会社、電子書店などがTTSに対応できる環境整備に取り組んでいます。